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台湾に大型の台風21号上陸へ、TSMC「大きな影響ない」

ロイター / 2024年10月31日 11時13分

 10月31日、台湾では過去30年で最大規模となる台風21号(コンレイ)の上陸が見込まれることから、全ての自治体が業務を休止した。写真はTSMCのロゴ。5月、新竹市で撮影(2024年 ロイター/Ann Wang)

[台北 31日 ロイター] - 台湾では31日、過去30年で最大規模となる台風21号(コンレイ)の上陸が見込まれることから、全ての自治体が業務を休止した。また金融市場は休場となり、国内線のフライトもキャンセルされた。

中央気象局によると、台風は0600GMT(日本時間午後3時)ごろに台湾東岸に上陸し、全域で強風と豪雨が予想されている。勢力は最高レベルとされ、規模も1996年以来の大型台風だという。

アップルやエヌビディアなどの主要サプライヤーである半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は「業務に大きな影響はないとみられる」と発表した。

政府によると、国防省は救助に備え3万6000人の部隊を待機させ、災害の危険が高いとされる地域から1300人が避難した。

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