北朝鮮のICBM、1.5万キロ超の射程になり得る=林官房長官
ロイター / 2024年10月31日 16時47分
10月31日午後、林芳正官房長官(写真)は会見で、「日銀には引き続き、政府と密接に連携を図り経済物価金融情勢を踏まえつつ、2%の物価安定目標の持続的安定的な実現に向けて適切な金融政策運営を行うことを期待している」との見解を改めて示した。写真は昨年12月、都内で撮影(2024年 ロイター/Issei Kato)
Shiho Tanaka
[東京 31日 ロイター] - 林芳正官房長官は31日午後の会見で、この日の朝北朝鮮が発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)級の弾道ミサイルについて「飛翔距離や高度など、これまでに得られている情報を踏まえれば、弾頭重量などによっては1万5000キロメートルを超える射程になり得る」との見方を示した。
北朝鮮は31日朝、東方沖へ弾道ミサイルを発射した。発射したのはICBMで、飛行時間は過去最長の約86分、最高高度も過去最高の7000キロ超と分析されている。
林官房長官によると、発射されたのが新型の弾道ミサイルであったかどうなど、詳細は引き続き分析中という。
この日の日銀の金融政策決定会合の結果についての質問には、コメントは控えた。その上で「日銀には引き続き、政府と密接に連携を図り経済・物価・金融情勢を踏まえつつ、2%の物価安定目標の持続的安定的な実現に向けて、適切な金融政策運営を行うことを期待している」との見解を改めて示した。
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