世界のスマホ出荷台数、第2四半期は14％減 増加はアップルのみ

　７月３１日、調査会社カナリスによると、第２・四半期の世界のスマートフォン出荷台数は２億８５００万台と、新型コロナウイルスの影響で主要市場の需要が低迷する中、前年同期比１４％減少した。写真はアップルのロゴ。カリフォルニア州 ロサンゼルスで２０１６年９月撮影（２０２０年　ロイター／Lucy Nicholson）

［深セン　３１日　ロイター］ - 調査会社カナリスによると、第２・四半期の世界のスマートフォン出荷台数は２億８５００万台と、新型コロナウイルスの影響で主要市場の需要が低迷する中、前年同期比１４％減少した。主要メーカーで出荷が伸びたのは米アップル のみだった。

アップルのｉＰｈｏｎｅ出荷台数は前年同期比２５％増の４５１０万台で世界３位。中国の華為技術（ファーウェイ）[HWT.UL]は韓国のサムスン電子<005930.KS>を抜いて世界首位となったが、出荷台数はファーウェイが５％減、サムスンは３０％減だった。