日経平均は6日続落し629円安、本格調整入り アドバンテスはストップ安
ロイター / 2020年7月31日 16時2分
[東京 31日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は6日続落した。外為市場でドル/円が104円台前半まで円高に振れたことが嫌気され、輸出関連株を中心に売りが先行した。前日に低調な企業決算を発表した銘柄の売りも目立ち、アドバンテスト<6857.T>はストップ安となった。ランチタイムには、きょうの東京都内での新型コロナウイルス感染者数が過去最多の400人超の見通しと報じられると日経平均は一段安となり、終日下げ幅を拡大する展開となった。日足チャートは完全に下放れのパターンとなり、本格的な調整局面の様相を強くしている。
個別ではアドバンテスト<6857.T>がストップ安比例配分となった。前日の決算発表で、これまで未定としていた2021年3月期通期の予想について、営業利益を450億円(前年比23.3%減)としたことが嫌気された。これまで半導体関連株として好業績が期待されていたため、失望売りを誘う格好となった。
TOPIXは4日続落。東証33業種では、全業種が値下がり。ゴム製品、海運業、鉱業、パルプ・紙業、鉄鋼、金属製品などが値下がり率上位となった。
東証1部の騰落数は、値上がりが134銘柄、値下がりが2032銘柄、変わらずが7銘柄だった。
市場では「日経平均の指数自体、コロナ急落からの回復ペースが速かった。GAFA(アルファベット
「米株先物はプラス圏での推移となったものの、日本株の下支え要因とはならず、円高が嫌気されて幅広い銘柄が売られた。米国株との違いとして、日本株は世界経済の影響を受けやすい銘柄が多い。一部では決算を材料視した物色が見られるものの、全体としての風の流れは向かい風。来週も厳しい値動きとなるのではないか」(SMBC信託銀行 シニアマーケットアナリスト 山口真弘氏)との見方も聞かれた。
日経平均<.N225>
終値 21710.00 -629.23
寄り付き 22267.59
安値/高値 21710.00─22295.05
TOPIX<.TOPX>
終値 1496.06 -43.41
寄り付き 1531.82
安値/高値 1496.06─1533.45
東証出来高(万株) 167899
東証売買代金(億円) 27815.25
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