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スペイン経済、第2四半期は過去最悪の縮小 6年間の成長相殺

ロイター / 2020年7月31日 18時0分

 7月31日、スペイン国家統計局が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は前期比18.5%減と過去最大の落ち込みとなった。写真は7月27日、バルセロナで撮影(2020年 ロイター/Albert Gea)

[マドリード 31日 ロイター] - スペイン国家統計局が発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は前期比18.5%減と過去最大の落ち込みとなった。新型コロナウイルス流行を受けたロックダウンが打撃となり、金融危機後の回復が相殺された。

経済の縮小は第1・四半期(前期比5.2%減)から予想以上に深刻化した。アナリストの予想は16.6%減だった。これで2四半期連続のマイナス成長となりリセッション(景気後退)入りした。

前年比では22.1%減。第1・四半期(4.1%減)から減少幅が拡大した。

個人消費、投資、輸出の減少がGDPを押し下げた。

スペインは昨年第4・四半期まで24四半期にわたり成長し続け、2008年の金融危機から完全回復しつつあった。

政府は今年の成長率をマイナス9.2%と、2008─13年の金融危機以上の落ち込みを予想。21年は6.8%のプラス成長を見込む。

ファンカスのチーフエコノミスト、レイモンド・トレス氏は、英国の検疫や渡航制限で観光業が大打撃を受けており、景気が持ち直し始めるとみられる第3・四半期も予想より弱いだろうと述べた。

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