シリア、包括的な政府樹立へ 暫定大統領が表明
ロイター / 2025年1月31日 10時59分
シリアのアハマド・シャラア(通称ジャウラニ)暫定大統領は30日、自由で公正な選挙が実施されるまで、多様なコミュニティーを代表する包括的な暫定政府を樹立し、制度を構築し、国を運営すると表明した。ダマスカスの大統領官邸で撮影。1月25日に官邸が写真を公開(2025年 Syrian Presidency/Handout via REUTERS)
[ダマスカス 30日 ロイター] - シリアのアハマド・シャラア(通称ジャウラニ)暫定大統領は30日、自由で公正な選挙が実施されるまで、多様なコミュニティーを代表する包括的な暫定政府を樹立し、制度を構築し、国を運営すると表明した。
シャラア氏は29日に大統領に就任。30日に就任後初めて国民に向けて演説を行った。
シャラア氏は、29日の議会解散を受け、新たな選挙が実施されるまでの間、議会の空白を埋めるために小規模な立法機関を設立すると述べた。
また、国民が国家の将来の政治プログラムについて議論する場となる国民対話会議の開催を準備する委員会の設置を数日中に発表すると語った。
その後に「憲法宣言」が行われると述べた。新憲法を起草するプロセスに言及したとみられる。
シャラア氏は以前、新憲法起草と選挙実施のプロセスは最長4年かかる可能性があると述べている。
シャラア氏は暫定政府を主導する旧反体制派の主力組織「シャーム解放機構(HTS)」の指導者。
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