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ロシア、米の対BRICS関税警告を一蹴 「共通通貨計画なし」

ロイター / 2025年2月1日 1時28分

ロシア大統領府(クレムリン)は31日、中国やロシアなどでつくる主要新興国BRICSが独自通貨を発行すれば関税を課すと警告したトランプ米大統領に対し、そのような計画はないとして一蹴した。(2025年 ロイター/Brian Snyder)

[モスクワ 31日 ロイター] - ロシア大統領府(クレムリン)は31日、中国やロシアなどでつくる主要新興国BRICSが独自通貨を発行すれば関税を課すと警告したトランプ米大統領に対し、そのような計画はないとして一蹴した。

トランプ氏は30日、BRICSに対し、独自通貨を創設しないことやドルに代わる他通貨を支持しないことを求め、応じなければ100%の関税を課すと表明した。

これに対しクレムリンのペスコフ報道官は、BRICSは独自の通貨の設立についてではなく、単に共同投資プラットフォームの創設について話しているだけだと反論。「米国の専門家はトランプ大統領にBRICSの議題をより詳細に説明する必要があるだろう」とした。

クレムリンは昨年12月、トランプ氏がBRICSに対して同様の警告を発した際にも、米国が各国にドルの使用を強制しようとするいかなる試みも裏目に出るだろうと述べていた。

BRICS加盟国の一つであるインドもトランプ氏の発言に取り合わず、「BRICSは合意に基づいて決定を下す」(インド外務省のランディール・ジャイスワル報道官)とした。

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