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米FAA、首都空港付近のヘリ飛行を制限 墜落事故受け

ロイター / 2025年2月1日 2時16分

連邦航空局(FAA)は31日、首都ワシントンDCにあるレーガン・ナショナル空港付近でのヘリコプターの飛行を制限した。29日夜に同空港付近で発生した、アメリカン航空の旅客機と米軍ヘリコプターが空中衝突した事故を受けた。写真は31日、レーガン・ナショナル空港で撮影(2025年 ロイター/Jeenah Moon)

David Shepardson Jeff Mason

[ワシントン 31日 ロイター] - 連邦航空局(FAA)は31日、首都ワシントンDCにあるレーガン・ナショナル空港付近でのヘリコプターの飛行を制限した。29日夜に同空港付近で発生した、アメリカン航空の旅客機と米軍ヘリコプターが空中衝突した事故を受けた。

両機の乗員・乗客67人全員が死亡したこの事故により、航空安全に関する疑問と混雑する空港の管制官不足に厳しい批判の声が上がっている。

FAA当局者によると、同空港付近の一部区域でほとんどのヘリコプターの飛行が禁止された。空港と近くの橋の間のエリアでは警察および医療用ヘリコプターのみ飛行が許可される。

トランプ大統領は同日、SNSへの投稿で、墜落事故を起こしたヘリコプターは高度を高くしすぎていたと指摘。「ブラックホークヘリコプターは200フィート(約61メートル)の制限をはるかに超えていた」とした。

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