米シカゴ連銀総裁、インフレ進展に安心感 政策不確実性には疑問符
ロイター / 2025年2月1日 2時36分
米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、個人消費支出(PCE)価格指数は予想よりも若干良好な内容で、インフレが目標の2%に向けた軌道に乗っているという安心感が確認されたと述べた。(2025年 ロイター/Chris Wattie)
[31日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は、この日発表された個人消費支出(PCE)価格指数は予想よりも若干良好な内容で、インフレが目標の2%に向けた軌道に乗っているという安心感が確認されたと述べた。12─18カ月後の米連邦準備理事会(FRB)の政策金利は足元より「かなり」低くなるとの見通しを示した。
グールズビー氏は米CNBCに対し、トランプ米大統領がメキシコとカナダからの輸入品に対し発動を警告している25%の関税などを背景に、「政策の不確実性に伴う疑問符は存在する」と指摘。「それが物価に影響すれば、われわれにも影響する。価格を押し上げるような事態になれば、FRBのシグナルは若干曖昧になる」と述べた。
理論的に関税による物価上昇は一時的なものであり、必ずしも政策対応を必要としないものの「政策が全体的に価格の引き上げにつながる場合、インフレのどの部分が金融政策で考慮される要素で、どの部分が経済の兆候なのかを見極める必要があるという難しさに近い将来直面するだろう」と述べた。
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