シカの赤ちゃん一般公開 奈良・鹿苑で４７頭が誕生 「離れたところから見守って」呼びかけ

　奈良市の春日大社の境内にある鹿苑で、今年生まれたシカの赤ちゃんの一般公開が始まっています。

　「奈良の鹿愛護会」によりますと、鹿苑では今年、先月２３日時点で４７頭の子ジカが誕生しています。

　鹿苑では毎年生まれた子ジカを公開していて、ことしも来月１４日まで毎日午前１０時から午後４時の間に見ることができます。

　奈良公園周辺のシカは先月中頃から出産のピークを迎えていて、「奈良の鹿愛護会」は母ジカが攻撃してくることがあるので、子ジカを見かけても触らずに離れたところから見守ってほしいと呼びかけています。