電動スーツケースに乗り"無免許運転"容疑 原付自転車にあたると判断 中国籍の３０代女性を書類送検 全国初の摘発 大阪市福島区

　女性が乗っていた「電動スーツケース」は、「原付自転車」にあたるということです。

　道路交通法違反の疑いで書類送検された中国籍の３０代の女性は今年３月、大阪市福島区の歩道で無免許で電動スーツケースに乗り、走行した疑いが持たれています。

　警察によりますと、女性が乗っていた「電動スーツケース」は中国の通販サイトで購入したもので、運転免許が必要な「原動機付き自転車」に該当し、最高時速１３キロが出るということです。

　警察の調べに対し女性は「電動スーツケースは乗り物と思っておらず、運転免許が必要だとも思っていなかった」と容疑を否認しています。

　「電動スーツケース」は公道での走行は認められておらず、無免許運転の摘発は全国で初めてだということです。