大型トラックと自転車の男子高校生衝突 高校生死亡 兵庫・三木市

　２７日朝、兵庫県三木市で大型トラックと自転車が衝突し、自転車を運転していた１７歳の男子高校生が死亡しました。

　午前８時１５分ごろ、三木市吉川町水上の県道で「大型トラックと自転車の事故があった」と、周辺の車の運転手から警察に通報がありました。

　現場は、片側１車線の県道の信号のない交差点で、西から東に走っていた１１トントラックと、南から北に走っていた自転車が出会い頭に衝突しました。

　この事故で、自転車を運転していた神戸市北区の高校生２年生・米川恵悟さん（１７）が意識不明の状態で病院に搬送されましたが、約３時間後に死亡が確認されました。

　米川さんは制服姿で、通学途中だったとみられます。

　この事故で警察は、トラックを運転していた坂口和正容疑者（４７）を、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

　坂口容疑者は警察の調べに対し「自転車をはねてしまい、大けがをさせたことに間違いない」と、容疑を認めているということです。

　トラックは前方のごみ収集車を追い越す途中だったということで、警察は事故の詳しい原因を調べています。