爆発事故以来１１年ぶり 京都・福知山の花火大会 市の後援で８月開催へ

　京都府福知山市で、２０１３年の露店爆発事故以降、中止されてきた花火大会が、市の後援のもと８月に開催されることになりました。

（大橋一夫・福知山市長）「花火大会についてはですね、安心安全。これを第一にしてやっていくことが、将来に向かってつながっていくということになる」

　２０１３年８月、京都府福知山市の花火大会会場で露店の携行缶からガソリンが噴き出して爆発。小学生を含む３人が死亡し、５０人以上がけがをしました。

　事故以降、福知山市で大規模な花火大会は開催されていません。

　福知山市は１日、観光協会などで作る実行委員会とともに会見を開き、露店の場所は河川敷ではなく十分なスペースが確保できる場所に限定するなどの条件で、大会を後援することを確認しました。

　大会は８月１１日の午後８時からで、花火約２０００発が打ち上がる予定です。