「琵琶湖に道路ができている」 長さ７０メートルの無許可の盛り土見つかる 滋賀県が河川法違反疑いで告発

　滋賀県は、高島市にある琵琶湖で許可をとらずに盛り土をしたとして、盛り土をした人物を河川法違反の疑いで高島警察署に告発しました。

　滋賀県によりますと、ことし３月、高島土木事務所に「琵琶湖に道路ができている」と匿名の通報がありました。

　県職員が現場に向かったところ、高島市安曇川町南船木地先の琵琶湖に長さ約７０メートル、幅約３メートルの盛り土を確認したということです。

　県職員が現場に行った３日後、盛り土をした人物から「許可を取らないといけないのは知っていた。自分がやった」と電話がありました。

　盛り土をした目的などはわかっておらず、行為者に対して原状回復を指導しました。

　県は３日付で盛り土をした人物を、河川法違反の疑いで警察に告発し、警察は受理したということです。