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大阪・天王寺動物園のキーウィ「ジュン」死ぬ 国内では天王寺動物園でのみ飼育 メス「プクヌイ」1羽だけに

ABCニュース / 2024年7月5日 17時16分

 大阪市の天王寺動物園で飼育されていた絶滅危惧種・キーウィの「ジュン」が5日、死にました。

 天王寺動物園によりますと4日の朝に立つことが難しくなり、薬を飲ませるなどの処置がなされましたが、5日午前8時50分に死んだということです。

 今年の3月頃から食欲と運動量の低下がみられ、6月からは体重が落ちてきていたため流動食になっていましたが、3日までは来園客の前に姿を見せていました。

 「ジュン」は、1982年1月生まれの42歳です。

 キーウィの寿命は一般的には20年、飼育下では40年ほどとされていて、死因は調査中ですが、ケガや感染症の疑いもなく、老衰とみられるということです。

 キーウィはニュージーランドにしか生息していない国鳥で、1970年の大阪万博を記念してこれまでに7羽が日本に来ていますが、国内では天王寺動物園でしか飼育されておらず、現在は同園にいる1988年生まれのメス「プクヌイ」1羽のみとなりました。

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