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「我々の最大のリーダーを失った」自民党関係者らが黙とう 安倍元総理銃撃から2年 山上被告の初公判は来年以降か

ABCニュース / 2024年7月8日 16時38分

 奈良市の大和西大寺駅前で安倍元総理が銃撃されて死亡してから8日で2年です。現場近くには献花台が設置され、多くの人が訪れています。

 8日午前11時半、事件発生時刻に合わせて、自民党安倍派の関係者らが献花台の前で黙とうを捧げました。

(山本順三参院議員)「我々の最大のリーダーたる安倍晋三元総理を失った、そのことに対する怒り。それから残念な気持ち。大変お世話になった総理に対しての心からの思いを込めたお参りです」  

(記者リポート)「献花台の周りは去年大変混乱し、逮捕者が出るほどでした。今年は献花台の周りは柵で囲われ、持ち物検査も実施されています」

(大阪・羽曳野市から)「志半ばで命を絶たれてしまったのは、大きな事だなと(思う)。安らかにお眠り下さい」

(島根県から)「安倍さんの仕事を引き継いで頑張ってくれる政治家がどんどん現れてくれることを望んでいる」

(奈良市内から)「天国から見守っていてくださいいうことですね。日本を」

 今年は警備が強化されて大きな混乱もなく、全国から訪れた人が静かに花を手向けていました。

 殺人などの罪で起訴された山上徹也被告は、今も大阪拘置所に勾留されています。

 親族や弁護士以外とは面会せず、本や新聞を読んで過ごしているといいます。

 裁判の争点などを整理する「公判前整理手続き」にも山上被告は出席しています。

 初公判は早くとも、来年以降になるとみられています。

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