「減速したら大きな衝撃音」「トラックが車両と次々と擦って」踏切で立ち往生したトラックと南海急行電車が衝突 けが人なし

　南海電鉄によりますと１１日午前１０時すぎ、南海線の泉大津ー忠岡駅間の踏切で、立ち往生していたトラックと関西空港行きの急行電車が衝突しました。けが人はいないということです。

　この影響で、南海線と空港線の全線で一時運転を見合わせていましたが、午後３時半ごろに運転を再開しました。

　南海電鉄などによりますと、トラックが踏切に入ったところ、下がってきた遮断棒が荷台付近に引っ掛かって立ち往生。

　急行電車の運転士が非常ブレーキを掛けましたが間に合わずに衝突したということです。

　トラックの運転手と乗員・乗客約４００人にけがはありませんでした。

　乗客の１人は「電車が減速したと思ったら大きな衝突音がした」「右側の車窓にトラックが現れ、（通過する）車両に次々と擦って停止した」と話しています。