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「温厚でいい人だった」「今でも信じられへん」 地元で愛されていた商店主になにが… 鈍器で頭を何度も殴られ死亡か 和歌山・海南市の強盗殺人事件

ABCニュース / 2024年7月11日 18時24分

 和歌山県海南市の商店の店主が殺害され現金が盗まれた事件。被害男性は鈍器で何度も殴られたとみられることがわかりました。

 被害にあった男性は、地元の方に愛されていた店の店主でした。

(女性従業員)「男性が血を流して倒れている」

 倒れていたのは「大道商店」の経営者・大道正富さん66歳。病院に搬送されましたが死亡が確認されました。

 司法解剖の結果、死因は重傷頭部外傷で、鈍器で頭を何度も殴られたとみられています。

 また、多数の裂けた傷があり数ヵ所で陥没骨折をしていたということです。現場の商店から凶器のようなものは見つかっていません。

 さらに警察によりますと、レジにあった約5万円と机にあった現金が無くなっていたということです。警察は何者かが大道さんを殺害し現金を奪ったとして、捜査本部を設置しました。

 これまでトラブルの相談などは、なかったという大道さん。商店では「しらす」などを販売し、地元の人から人気だったといいます。

(大道さんを知る人)

「大道さんは温厚な人、いい人」

「(Q.事件に巻き込まれたと聞いてどう思った?)いやびっくりして、なんで?って」

(近隣住民)

「ほんまにええ人やった。みんなの役に立って」

「ほんまに信じられへん。今でも信じられへん」

警察は逃げた犯人の行方を追っています。

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