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副知事の辞職進言は「1つの考え方」 兵庫・斎藤知事が改めて続投を表明 “パワハラ”告発の元幹部死亡めぐる問題

ABCニュース / 2024年7月12日 19時20分

 兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した元幹部が死亡した問題。12日、知事の最側近である副知事は辞職を表明しましたが、斎藤知事は改めて知事を続ける意向を示しました。

(斎藤知事)「県職員の皆さまはじめ関係者の皆様との信頼関係を再構築していく。そしてコロナ後の新しい県政を改めて作り上げていくということが、私の大切な県民の皆さんへの責任の果たし方だと思っています」

 今年3月、斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発した兵庫県の元局長の男性は、その後、停職3ヵ月の懲戒処分を受け、今月7日に死亡しました。

 一連の問題を受け12日、知事の側近として県政を支えてきた片山安孝副知事は責任を取り、今月末で辞職する意向を表明。

 また、知事にも11日までに5回引責辞任を促していたことを明らかにしました。

(斎藤知事)

「1つの考え方として片山副知事から(進言を)受け取ったところですけれども、今回の文書問題への対応を含めて反省すべきところは反省し、改めるべきところは改めて県政を前に進めていくということが大事」

「(Q.いまの状態で市民からの負託に応えられる?)ご批判やご指摘は真摯に受け止めたいと思いますけども、やはり大事なのが、片山副知事からのご指摘もあったかと思いますけども、職員をはじめとする関係者とのコミュニケーションをしっかりやっていくということがやっぱり大事な一歩だと考えてます」

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