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てんかん発作で意識失う恐れのある状態で運転か 4人死傷の多重事故 不起訴だった54歳女を一転“起訴” 和歌山

ABCニュース / 2024年7月29日 17時19分

 いったん不起訴処分にした女を検察が起訴したと発表しました。

 危険運転致死傷の罪で起訴されたのは、西馬淳子被告(54)です。

 起訴状などによりますと、西馬被告は2021年7月、持病のてんかんの影響で意識を失う恐れがある状態で、車を運転し和歌山市内でてんかんの発作により意識障害に陥り、車列に衝突。

 弾みで対向車線にはみ出して原付バイクにも衝突し、運転していた竹田汐里さん(当時22歳)を死亡させ、ほか2人にけがをさせた罪に問われています。

 検察は、おととし8月に西馬被告を嫌疑不十分で不起訴としましたが、竹田さんの両親から申し立てを受けた検察審査会が「不起訴は不当」と議決し、検察は再捜査をしていました。

 西馬被告の認否について明らかにしていません。

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