働いていた建設現場に放火か 元作業員の男を逮捕 周辺住宅とあわせ７棟全焼 大阪・四條畷市

　今年４月、大阪府四條畷市で建設中の集合住宅や周辺の住宅が全焼した火事で、建設作業員だった２３歳の男が逮捕されました。

　現住建造物等放火などの疑いで逮捕された奈良県橿原市の元建設作業員・吉村厚輝容疑者（２３）は４月２５日午前４時過ぎ、四條畷市内に建設中の集合住宅に火をつけ、隣接する住宅とあわせて７棟を全焼させた疑いが持たれています。

　火は１３時間半後に消し止められ、けが人はいませんでしたが、合わせて約１５００平方メートルが焼けました。

　警察によりますと、吉村容疑者はこの現場で働いており、出火当時付近の防犯カメラに吉村容疑者が乗っていたとみられる不審な車が映っていたということです。

　吉村容疑者は「身に覚えがありません」と、容疑を否認しているということです。