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事件の3日前に中国から入国 店員殺害し高級腕時計奪った疑いの男 被害者の刺し傷は12センチにも 大阪・心斎橋

ABCニュース / 2024年8月9日 16時51分

 大阪・心斎橋の宝飾店で7日に発生した強盗殺人事件で、容疑者の男が事件の3日前に中国から入国していたことが分かりました。

 中国籍のホウ・ユボ容疑者(27)は7日昼過ぎ、中央区心斎橋筋にある宝飾店で高級腕時計を奪い、店員の弘中辰弥さん(30)の腹を刺して殺害した疑いがもたれています。

 警察の調べに対し容疑を認めているということです。

 その後の警察への取材でホウ容疑者が短期滞在のビザを利用して、事件の3日前に中国から入国していたことが新たに分かりました。

 ホウ容疑者は事件の後、南海電鉄の特急「ラピート」を使って関西国際空港に逃走。

 空港で逮捕された際、中国行きの航空券を所持していたということです。

 また、警察は9日に弘中さんの司法解剖を実施。刺し傷の深さは約12センチにおよび、腹から脊椎の手前までに到達していたということです。

 弘中さんの左腕には切り傷が見つかったといい、警察は弘中さんが身を守ろうとした際にできた傷とみています。

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