絶滅危惧種に指定の花 「ヒゴタイ」が開花 神戸・六甲高山植物園

　神戸市の六甲高山植物園で、絶滅が心配されている「ヒゴタイ」が、鮮やかなブルーの花を咲かせています。

　ヒゴタイは、高さ１メートルほどのキク科の植物です。

　ブルーの小さな花が集まって、「手まり」のような形を作っています。

　かつては日本各地でよく見られた花でしたが、現在は環境省が絶滅危惧種に指定するほど数が減ってしまいました。

　六甲高山植物園では今年もヒゴタイが開花し、訪れた人は六甲山上で残暑をしばし忘れ、花の姿を楽しんでいました。

　植物園のヒゴタイの花の見頃は、８月下旬まで続くということです。