大阪・豊中の集団暴行事件 少年ら３人を殺人未遂容疑で逮捕 被害男性と「グリ下」で知り合ったか

　１８日夜、大阪府豊中市の公園で２０代の男性が暴行を受けて意識不明の重体となった事件で、１９歳の男２人と１６歳の少年が逮捕されました。

　殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、大阪市の職業不詳の男（１９）、住居不定の無職の男（１９）、東京都に住む少年（１６）の３人です。

　３人は１８日午後９時過ぎから１時間ほどの間、豊中市庄内幸町にある公園で、京都市に住む２２歳の男性に殴る蹴るの暴行を加えた疑いがもたれています。

　男性は顔が腫れ、口から血を流し、下半身は裸の状態で倒れているのが発見され、病院に搬送されましたが意識不明の重体です。

　警察によりますと、男性と３人は大阪・ミナミの通称「グリ下」で知り合ったとみられています。

　警察は３人の認否を明らかにしていません。

　現場では男女数人が男性を集団暴行している様子が目撃されていて、警察は逮捕した３人のほかにも関わった人物がいるとみて捜査しています。