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小林製薬旧大阪工場に3度目の立ち入り調査 プベルル酸発生の”謎”解明へ 大阪市

ABCニュース / 2024年8月27日 11時1分

 小林製薬の紅麹原料を使ったサプリをめぐる健康被害問題で、大阪市は27日朝から原料を製造していた大阪の工場を立ち入り調査しています。

約6時間、調査が続く見込みです。

 大阪市健康局の職員は午前10時ごろ、小林製薬の旧大阪工場で3度目の立ち入り調査を始めました。

本来サプリに含まれるはずではない「プベルル酸」が発生した原因などを推定するため、青カビが混入した時期の製造記録の確認や、当時の状況を従業員に詳しく聞き取るということです。

大阪市は今後、厚労省などが実施するプベルル酸やそれ以外に検出された2種類ある化合物の毒性試験の結果と、健康被害者の症状の特徴が一致するかなどを調査。

健康被害と小林製薬の紅麹を使ったサプリメントの摂取に因果関係があるのか、今年の秋をめどに特定する方針です。

また当時の培養条件を聞き取り、実際に紅麹と青カビを共同培養すれば、プベルル酸などの成分が発生するのかを今後、必要に応じて調査するということです。

立ち入り調査は午後4時ごろまで続く見込みです。

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