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自宅ベランダのサンダルに「セアカゴケグモ」 80代男性が親指咬まれ しびれや腫れの症状 大阪・岸和田市の集合住宅

ABCニュース / 2024年9月2日 19時45分

 2日、大阪府岸和田市の集合住宅で80代の男性が、毒を持つ「セアカゴケグモ」に咬まれました。

 大阪府によりますと、男性が洗濯物を干すために、自宅のベランダに置いていたサンダルを履いた際、潜んでいたセアカゴケグモに、右足の親指を咬まれたということです。

 男性は、しびれや腫れなどの症状があって、病院を受診し軽症です。

 その後、保健所の職員が現場周辺を調べたところ、卵を包む「卵のう」1つを確認したため、駆除したといいます。

 特定外来生物に指定されているセアカゴケグモは暗い褐色か黒色で、体長はオスが最大3ミリ、メスは最大14ミリあり、攻撃性はないものの、咬まれると強い痛みを伴います。

 植木鉢やベランダに置いたサンダル、側溝の裏などにいることが多いといい、府はサンダルを外に出しっぱなしにしないことや、庭の手入れをする際は軍手を使用するよう呼びかけています。

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