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祖母と内縁関係だった男の控訴を棄却 富田林・2歳女児放置死 高裁も1審の懲役6年を支持

ABCニュース / 2024年9月10日 12時40分

 大阪府富田林市で当時2歳の女児をベビーサークルに閉じ込め、熱中症で死亡させたとして保護責任者遺棄致死などの罪に問われた男(53)の控訴審判決で、大阪高裁は10日、被告側の控訴を棄却しました。

 控訴審判決によりますと桃田貴徳被告は、おととし6月、内縁関係だった小野真由美受刑者(48)と共謀し、小野受刑者の孫・優陽ちゃん(当時2歳)をベビーサークルに閉じ込め、熱中症で死亡させました。

 桃田被告は1審から一貫して「内縁関係は解消されていて、保護責任者の立場にはない」と、無罪を主張していました。

 これに対し、大阪高裁は「約2年半にわたって家族同様に生活し、内縁関係は完全に解消されていなかった」と指摘し、「保護責任者だった」と認定した上で、懲役6年(求刑・懲役7年)を言い渡した1審・大阪地裁堺支部の判断を支持しました。

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