くら寿司が大阪・関西万博に“スシテナブル店舗”を出店 くら寿司史上最長となる約１３５メートルの巨大な回転ベルトも

　大手回転寿司チェーン「くら寿司」が、２０２５年の大阪・関西万博に、くら寿司史上最長となる約１３５メートルの巨大な回転ベルトを設置した店舗を出店することがわかりました。

　大阪・関西万博にくら寿司が出す店舗は会場西側の、海に面したエリア「フューチャーライフゾーン」にあり、史上最長の約１３５メートル回転ベルトを設置するほか、席数も３３８と、こちらも史上最多です。

　また、外壁には廃棄予定の「貝殻」を再利用したり、海藻から作る糊などからできた人工物不使用の漆喰使ったりして、史上初のサステナブル店舗になっているということです。

　コンセプトは「回転ベルトは、世界をひとつに」

　寿司だけではなく、世界各国の料理が流れてくるほか、知名度が低くて売れなかったり、サイズが小さすぎたりして市場に出回らず、廃棄対象となる「低利用魚」を活用したメニューも販売予定で、“サステナブル”ならぬ“スシテナブル”な店舗を目指すということです。

　回転寿司は、１９７０年の大阪万博で注目を集めたことをきっかけに国内での認知度が上がったとされていて、くら寿司は「万博での店舗を“次世代のレストランモデル”として発信することで、日本発祥の素晴らしいビジネスモデルである回転寿司が全世界へと広がることを期待します」としています。