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同性パートナー間で生体腎移植 パートナーシップ宣誓制度に基づいて

ABCニュース / 2024年9月30日 19時10分

 京大病院は、同性パートナー間で生体腎移植の手術をしたと発表しました。

 京大病院によりますと、ことし5月、京都市内に住む腎不全の女性患者が、同居する同性パートナーの女性の腎臓を移植する手術を受けました。

 2人は、すでに退院しているということです。生体臓器移植は、ドナーは、原則、患者の配偶者を含めた親族に限られています。京大病院は、患者とドナーが、京都市のパートナーシップ宣誓制度に基づき、夫婦と同様の行政サービスを受けていることや、ドナーの女性が、自らの意思で腎臓の提供を希望していることなどを確認できたため、京大と日本移植学会の承認を受け手術したということです。

 京大病院は、「性的少数者であるという理由で移植手術をあきらめている患者にとって有益な前例となる可能性がある」とコメントしてます。

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