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「事実誤認がある」ALS女性嘱託殺人 控訴審で元医師の弁護側が争う姿勢

ABCニュース / 2024年10月4日 12時34分

 難病のALS患者に依頼され殺害した罪に問われている元医師の2審が大阪高裁で始まり、弁護側は「事実誤認がある」などと主張しました。

 元医師の山本直樹被告(47)は、難病の筋萎縮性側索硬化症=ALSを患う女性(当時51)に依頼され殺害したとする嘱託殺人などの罪で懲役2年6ヵ月、自身の父親を殺害した殺人で懲役13年をそれぞれ京都地裁で言い渡され、嘱託殺人について控訴しています。

 2審の初公判が大阪高裁で始まり、山本被告の弁護側は、「事実誤認がある」ことや「量刑不当」などと争う姿勢を示しました。

 山本被告は出廷しませんでした。

 山本被告と共謀した罪に問われている医師の大久保愉一被告(46)の2審は、2日に弁護側が無罪を主張して即日結審し、11月に判決が言い渡されます。

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