１億円超え「ロマンス詐欺」被害相次ぐ ５０代女性はマッチングアプリで結婚話持ちかけられ 大阪府警

　「ロマンス詐欺」で１億円以上の被害が相次ぎました。

　警察によりますと、大阪府内に住む公務員の女性（５０代）は今年５月から７月、マッチングアプリで男性から結婚話を持ちかけられた上で、暗号資産の投資を勧められ、約１億１３００万円を送金したということです。

　女性は男性からの連絡が途絶えたため、警察に被害届を提出しました。

　また、府内に住む６０代の男性は５月から８月、マッチングアプリで「海外為替アナリスト」と名乗る女性から、外国為替証拠金取引＝ＦＸを勧められ、指定口座に計約１億５０００万円を振り込んだということです。

　警察はいずれも好意を抱かせ、金銭をだまし取る「ロマンス詐欺」として調べています。