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山健組組長・中田浩司被告に懲役20年求刑 暴力団組員銃撃事件 弁護側は無罪主張 神戸地裁

ABCニュース / 2024年10月15日 19時1分

 暴力団組員を銃撃したとされる組長の裁判で、検察は懲役20年を求刑しました。

 起訴状によりますと、2019年8月、当時、神戸山口組の傘下にあった山健組の組長・中田浩司被告は、対立していた山口組系弘道会の組員を拳銃で6発撃って殺害しようとした罪などに問われています。

 中田被告は初公判で「すべて間違っています」などと、起訴内容を否認しました。

 15日の裁判で検察は「防犯カメラに映った服装や、車両の分析などから、被告が犯人であると合理的に推認できる」などとしして懲役20年を求刑しました。

 一方、弁護側は「カメラの画像のみで犯行を立証するには無理がある。凶器や指紋などの証拠がなく、無罪は明らか」と主張しました。

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