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キックバック疑惑に「そのようなことはしていない」 兵庫・片山元副知事が改めて否定 プロ野球Vパレード資金集め巡り

ABCニュース / 2024年10月25日 19時10分

 25日に開かれた兵庫県議会の百条委員会では、24日に引き続き、去年の阪神・オリックス優勝パレードをめぐる疑惑についての証人尋問が行われました。

 兵庫県の片山安孝・元副知事は尋問後に取材に応じ、金融機関に対して資金集めに協力するように依頼したことは認める一方で、キックバック疑惑については改めて否定しました。

 死亡した元・西播磨県民局長(当時60歳)はパレードの開催費用について、告発文書の中で「企業から寄付を募ったが、結果は必要額を大きく下回った」「信用金庫への県補助金を増額し、それを募金としてキックバックさせることで補った」と記していました。

 25日の百条委員会は、11月17日投開票の県知事選への影響を考慮し非公開とされましたが、文書の中で「司令塔」を務めたと指摘された片山安孝元副知事が尋問を終え、報道陣の取材に応じました。

(Q協賛金を信用金庫から集めたことについてどう説明?)

「信金には私から『収支不足なので、なんとか協力してほしい』とお願いした。県の産業労働部長もしていたので、信金の理事長はかなりの方知っていた」

(Q依頼を受けてもらえる関係性はあった?)

「その関係性はあったと思っている」

 金融機関に対し、資金集めに協力するよう依頼したことを認める一方、キックバック疑惑については・・・

「協賛金を集めるということと補助金増額の間に、なんら相関関係はない。キックバックの事実があったのかと聞かれましたので、『当然そのようなことはしていない』と答えた」

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