自転車の“酒気帯び運転” 京都でも２件の違反検挙 改正道交法できょうから罰則対象に “ながらスマホ”が厳罰化

　１１月１日から改正された道路交通法で、京都府警は午前０時から午後２時までの間に、府内で２件の自転車の酒気帯び運転違反を検挙したと発表しました。

　１日から施行された改正道路交通法では、自転車運転中の「ながらスマホ」に対する罰則が強化されたほか、自転車の酒気帯び運転には罰則が新たに設けられ、３年以下の懲役または５０万円以下の罰金が科されます。

　京都府警によりますと午前３時３５分ごろ、京都市左京区で自転車を運転していた男子大学生（２３）が転倒し、病院に搬送されました。

　警察が病院で男子大学生の呼気を検査したところ、基準値を超えるアルコールを検知したことから、交通切符を交付して検挙したということです。

　また、京都市中京区でも午前３時３７分ごろ「ながらスマホ」をしながら自転車を運転していた男子大学生（２１）を警察が発見し、声をかけたところ酒のにおいがしたため呼気検査を実施。

　基準値を超えるアルコールを検知し交通切符を交付したということです。