四国大規模停電 徳島で１００歳の女性など２人けが 「呼吸器が使えない」通報も 本四間の送電線で事故

　四国電力送配電によりますと、９日夜８時過ぎから、四国エリアで最大３６万５３００戸の停電がありました。

ＡＢＣテレビの調べによりますと、停電の影響で徳島県内で高齢女性２人が病院に搬送されました。

徳島市では、１００歳の女性から「暗くなった室内で段差につまづいて転倒した」との通報があったほか、徳島県石井町でも８０代女性の家族から、玄関で転倒したとの通報があったということです。

ほかにも県内では、自宅で使っている呼吸器が使えなくなったとの救急要請が２件あったということです。

四国電力送配電によりますと、９日午後に本州と四国を結ぶ送電線で事故があり、その復旧作業中に管内電力の周波数を維持する装置が作動したため、停電が起きたとしています。