「そのカードを切るのは早い」懸念の声も 吉村共同代表が維新代表選に立候補の意向 きょう午後に会見で表明へ

　日本維新の会の吉村洋文共同代表が、１２月１日に実施される党の代表選に立候補する意向であることがわかりました。１１月１２日午後に吉村氏が会見で表明します。

　日本維新の会は衆院選で議席数を減らしたことを受け、代表選の実施を決定しています。

　馬場代表や藤田幹事長が出馬しない意向を示す中、吉村共同代表の動向が注目されていましたが、１１日夜、関係者に立候補の考えを伝えたということです。

　党勢を立て直すために、知名度が高く大阪での改革実績があると吉村氏を代表に推す声が上がっていました。

　一方で、党内からは「知事の公務に加えて万博関連で多忙になる。組織としてそのカードを切るのは早いと思っている」と、懸念の声も上がっています。

　吉村共同代表は１２日午後３時から党本部で会見します。