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重度の障害がある中3次男 「床ずれ」放置で母親逮捕 「ネグレクトの可能性」児相に通告 母親と子どもの3人暮らし 神戸・北区

ABCニュース / 2024年11月26日 16時43分

 中学3年生の次男が褥瘡(じょくそう)・いわゆる床ずれになっているのが分かっていたのに、適切な医療措置を受けさせず全治1年間の重度の多発性褥瘡の傷害を負わせたとして、母親が逮捕されました。

診察した医師は「放置すれば命の危険もあった」と話していたということです。

保護責任者遺棄致傷の疑いで逮捕されたのは、神戸市北区に住むパート従業員の38歳の母親です。

母親は遅くとも7月下旬から9月の間に、同居する中学3年生の次男の身体に、褥瘡の状態があることが分かっていながら適切な医療措置を受けさせず、全治1年間の多発性褥瘡等の傷害を負わせた疑いです。

7月下旬に次男が通っていた特別支援学校から「次男が登校しない、安否確認して欲しい」と警察に連絡があり、警察が確認に行った際には次男らとは話が出来たということです。

警察が児童相談所に「ネグレクトの可能性がある」と通告し、児童相談所が母親と連絡を取り9月にようやく面接できた時には、次男の背中・腰・脚にひどい褥瘡を確認したということです。

その際次男は救急車で病院に運ばれ、診察した医師から「放置すれば命の危険もあった」と連絡を受けた児童相談所が先月、警察に通報していました。

母親は警察の調べに「7月下旬頃には腰付近に褥瘡を認めた」と、容疑を認めているということです。

母親は長男・次男の3人暮らしで、次男は以前から重度の障害で寝返りがうてない状態でしたが、介助があれば登校は出来ていたということです。

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