大麻密売疑いで少年ら４人逮捕 法律改正で１２日から大麻も麻薬に位置づけ 近畿厚生局麻薬取締部

　ＳＮＳを利用して大麻を密売していたなどとして、少年ら４人が逮捕・送検されました。

　

　大麻取締法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、いずれも大阪府に住む少年（１７）と当時１８歳から１９歳の男３人の合わせて４人です。

　４人はＳＮＳで客を募り、秘匿性の高いアプリでやりとりをして、不特定多数の人に大麻を販売するなどした疑いが持たれています。

　また、逮捕された男の１人から大麻を購入したとして、２０代から５０代の男女７人も逮捕・送検されています。

　近畿厚生局麻薬取締部によりますと、税関が押収した約１キロの乾燥大麻の関係先を家宅捜索した際に、当時１８歳の男２人と大麻を発見したということです。

　４人の自宅などからは乾燥大麻約２４０グラムと、大麻リキッド約３７グラムが押収されています。

　大麻に関する法律は１２日から一部改正となり、大麻等が麻薬として位置づけられ、これまで罪に問われなかった不正使用についても、１２日からは「麻薬の施用罪」が適用されます。