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【関西回顧2024】“大谷グローブ”はどう使われている? 大規模校では取り合い 「グローブのおかげで野球に興味」 大谷選手の思いは子どもたちへ届いていた

ABCニュース / 2024年12月26日 19時47分

 メジャーリーグ・ドジャースの大谷翔平選手がことし、日本の各校に「野球しようぜ!」とグローブをプレゼントしました。このグローブは現在、学校現場でどのように使われているのでしょうか。2つの学校を取材しました。

 1月、全校児童600人を超える茨田北小学校(大阪市鶴見区)に3つの「大谷グローブ」が届きました。

 (記者リポート)

 「休み時間になりました!教室から続々と児童が駆け出していきます!」

 みんなが一目散に向かった先は、職員室前に設置されたグローブ入れです。

 チャイムが鳴ってからわずか45秒でグローブ入れは空っぽに。

 茨田北学校では取り合いになるのを防ぐため、休み時間ごとに使える学年を決めて遊んでいるということです。

 この時間は、6年生がキャッチボールで盛り上がっていました。

 (Q.大谷選手からグローブもらったときどんな気持ちだった?)

 (児童)「茨田北は元々野球道具とかがなかったから嬉しかった」、「(今までは)ドッチボール用のボールとかでやってた」

 (Q.3つやけどケンカになってない?)

 (児童)「全然なってない」

 大谷選手からグローブが贈られたことで学校側にも変化があったといいます。

 (茨田北小学校教師 吉田翼さん)「今まではキャッチボールは禁止だったんですけども、大谷さんのグローブが届いたことで学校としてもキャッチボールをみんなが経験できるよう場所を作って、みんなで楽しんでやってます」

 一方、全児童数21人の神戸市北区にある有馬小学校では、取り合いの心配はなかったようです。

 使いたい児童は悠々とグローブを手に取ることができ、好きなときに使えます。

 (児童)「1日に1回くらい遊んでます」

 (Q.グローブの使い心地は?)

 「キャッチしやすくて投げやすい」、「握るのがやわらかくて使いやすい」、「大谷選手のグローブのおかげで少し野球に興味がわいたので、ありがとうございますという気持ち」

 大谷選手の思いは確かに子どもたちへと届いていたようです。

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