和歌山・田辺市の火災で５軒が被害 風で飛び火か 火元の住人は「ストーブがうまくつかなかった」

　火事の被害はあわせて５軒におよびました。

　午後１時ごろ、和歌山県田辺市の住宅で「木造２階建ての一軒家が燃えています」と通報がありました。

　火は約３時間半後にほぼ消し止められましたが、警察によりますと、隣接する住宅３軒が延焼したほか、５０メートルほど東に離れた建物の屋根からも煙が確認され、被害は計５軒におよびました。風で火が飛んだとみられています。この火事で消防隊員１人が落下物で足を負傷し、病院に搬送されましたが意識はあるということです。

　火元の家の住人が「ストーブをつけたら火が出た。うまくつかなかった」と話しているということで、警察などで出火原因を調べています。