粉飾決算で融資金約４８００万円詐取疑い 経営コンサルタントと元社長の男２人を逮捕

　粉飾決算で金融機関から貸付金をだまし取ったとして逮捕された経営コンサルタントの男が、同様の手口で他にも約４８００万円を詐取したとして、再逮捕されました。

　詐欺の疑いで再逮捕されたのは、経営コンサルタントの平井登容疑者（５０）で、大阪市の電気工事会社「ＺＥＲＯ」の元社長、阿部哲也容疑者（５５）も逮捕されました。

　捜査関係者によりますと、２人は２０２０年６月から１２月、実際は「ＺＥＲＯ」社が債務超過に陥っているのに、経営状態が良好だとする虚偽の決算報告書を金融機関に提出するなどし、約４８００万円の借入金をだまし取った疑いです。

　平井容疑者はコンサルタントとして経営に関わっていました。

　平井容疑者は先月、別の会社でも粉飾決算をして約４９００万円をだまし取ったとして、すでに逮捕・起訴されています。