閑静な住宅街、住民同士の交流なく 兵庫・芦屋で男性刺され重傷 洗車依頼され訪れたところ襲われたか 事件に関係したとみられる男２人を関空で確保

　兵庫県芦屋市で男性が刺され重傷を負った事件で、警察は事件に関係したとみられる２人を関西空港で確保しました。 　

　午前１０時２０分ごろ、 兵庫県芦屋市涼風町で「男性が刺されて倒れている」と消防に通報がありました。 　

　

　警察によりますと、３０代の男性が車の洗浄の依頼を受けて現場にきたところ、依頼者とは別の男に腹部と足を刃物で刺され、重傷を負ったということです。 　

　

　３０～４０代くらいの男２人組が赤い車で逃走していました。 　

　

　現場上空から撮影した映像では、車の洗浄道具や血痕などが確認できました。

　警察は現場から逃げた男２人の行方を追っていましたが、午前１１時半ごろ、関西空港で事件に関係したとみられる２人の身柄を確保しました。

　

　現場近くの住民は「事件があったという時間に争うような声はしなかった。消防車が来て何かあったのかなと思った」と話していました。

　

　現場はここ１０年ほどでできた住宅街ということで、住民は住んで３年ぐらいだが、ほかの住民との交流はないと話していました。

　

　現場近くの小学校では、教員が付き添うような形で児童が集団下校し、あすからは通常通り登下校するということです。

　警察が当時の詳しい状況などを調べています。