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オーバーツーリズム対策で京都市が始めた”観光特急バス”、混雑緩和に「一定の効果」 運転士不足で平日への拡大は困難

ABCニュース / 2025年1月17日 20時20分

 観光客の増加で京都市バスの混雑が常態化し、市民生活に影響が出ている問題で、京都市は17日、混雑対策として去年6月から休日に運行を始めた「観光特急バス」の効果について「混雑緩和に一定の効果があった」とする検証結果を発表しました。一方で、平日や他路線への拡大については、運転士不足のために困難だという認識を示しました。

 京都市では、春と秋の観光シーズンを中心に観光客による市バスの混雑が常態化し、市民生活への影響が問題となっています。

 

 市は対策として、京都駅から清水寺近くの五条坂までのルートと、京都駅から五条坂や祇園などを経由し、銀閣寺に行くルートの2路線で、休日に主なバス停のみに停車する「観光特急バス」の運行を去年6月に始めました。

 京都市が17日に公表した検証結果によりますと、観光特急バスは6~11月の平均で一日2300人程度が利用し、同じ路線を通り市民利用が比較的多い系統のバスの混雑緩和に一定の効果が認められたということです。一方で、観光特急バスは「ゆき」と比べて「かえり」の利用者が少ないことなどの課題も明らかになりました。

 市は今後、観光特急バスを平日に運行することも検討したいとしていますが、深刻な運転手不足のため、当面は休日中心の運行を維持するということです。

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