女性に背後から抱きつく→転倒させ、けがさせた疑い ２５歳自衛官を逮捕 「全く覚えていません」と容疑否認

　大阪府内の駐車場で、女性にわいせつな行為をしようと暴行を加えたなどの疑いで陸上自衛官の男が逮捕されました。

　不同意わいせつ致傷などの疑いで逮捕されたのは、陸上自衛隊・伊丹駐屯地に所属する三等陸曹の矢萩昌紀容疑者（２５）です。

　矢萩容疑者は１月、大阪府内の駐車場で被害者の女性に背後から抱きつこうとして揉み合いになり、抵抗した女性を転倒させ、けがをさせた疑いがもたれています。

　矢萩容疑者は警察の調べに対し「全く覚えていません」と容疑を否認しています。

　警察によりますと、矢萩容疑者は被害者の女性と面識はなく、女性が勤務先の事務所に逃げ込んだ後も、事務所のドアを執拗に開けようとしていたということです。

　陸上自衛隊・伊丹駐屯地は「隊員がこのような事案を起こしたことが事実であるならば、誠に遺憾でございます。警察の捜査に最大限協力し、判明した事実に基づき厳正に対処します」とコメントしています。