万博会期中は夢洲と神戸港、淡路島を結ぶフェリー開通 大阪海上保安監部が船内の不審者対応を指導

　大阪・関西万博を前に、フェリー船で刃物を振り回している不審者を想定した対応訓練が実施されました。

　訓練は船内で刃物を持った不審者が暴れているという想定で行われ、乗組員は大阪海上保安監部から刺股で制圧するまでの流れについて指導を受けました。船内で不審物を発見した場合の対処法についても講習を受けました。

　万博の会場となる夢洲では会期中、神戸港や淡路島など関西各地と船で結ぶルートが開通し、１日に２９便が運航する予定です。

　フェリーの乗客の増加が見込まれ、大阪海上保安監部は「より一層の安全で安心な大阪の海を実現していきたい」としています。