介護職員の人材確保へ 大阪府で「週休３日制」導入目指す実証実験

　大阪府が介護職員の確保・定着を狙い、来年度「週休３日制度」導入を目指した実証実験を始めることが分かりました。

　介護現場では、人材不足が課題となっていて、国と自治体は、新しい人材の確保や離職率を下げるための取り組みを進めています。

　その一貫として大阪府は、来年度から「週休３日制度」の導入を目標とした実証実験を始めるとし、府内の２つの事業者にコンサルタントを派遣して、週休３日制度が可能かどうか、またその効果について検証するということです。

　府は、今月の議会に約７７０万円の予算案を提出する予定で、検証結果は「モデル事業」として他の事業者にも提供されます。