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高校野球 横手清陵のエースが投打で活躍しベスト8入り

ABS秋田放送 / 2024年5月20日 19時15分

高校野球・春の県大会は、20日、3回戦の残り2試合が秋田市で行われ、ベスト8が出そろいました。

第1試合は、エースが投打で活躍した横手清陵が、シード校を破ってベスト8入りを決めています。

横手清陵と、去年秋の県大会ベスト8で第6シードの大館桂桜の3回戦は、弱い雨が降る中、行われました。

先制は、横手清陵でした。

4番石橋の一打が、レフトオーバーのタイムリーツーベースヒットになり、効率よく先制点を奪います。

対する横手清陵は、140キロ台後半のストレートを投げる本格派、3年エース藤井慧澄が登板。

コンスタントに三振を奪い主導権を握ります。

3回にも1点を加えた横手清陵。

エースの藤井は、バッティングでもチームを盛り立てました。

エラーなどで2塁に進んだランナーを、藤井が還して追加点。

しかし、終盤藤井の甘くなった変化球を大館桂桜が捉えます。

3連打などで1点差に詰め寄りました。

それでも横手清陵は慌てず、最終回にも山影のタイムリーで1点を追加。

そして、藤井がこの試合11個目の奪三振で締めくくり完投勝利。

横手清陵、春の県大会で初のベスト8入りを決めました。

続く第2試合は、本荘が終盤に畳みかけて13安打で快勝。

2年ぶりの春の県大会ベスト8入りを果たしました。

21日、22日は秋田市で準々決勝が行われます。

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