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「クマの気持ち想像して」クマ対策の職員が被害防止について学ぶ

ABS秋田放送 / 2024年5月23日 19時34分

クマの対策にあたる市町村の職員を対象にした県の研修会が今年も始まりました。

23日は横手市の職員などが、クマによる被害を減らし防ぐための、基本的な知識を学びました。

県が横手市で開いた「クマ対策人材研修会」には、市の職員など約30人が参加しました。

講師を務めたのは、最前線でクマ対策に当たっている、県自然保護課の近藤麻実さんです。

近藤さん

「クマだったらどう思うかなと想像しましょう。クマの気持ちなんて分からないと思うと思いますが、クマは基本的に隠れたい、逃げたいと思っています」

近藤さんは研修会で、クマの生態や、出没したときの対応方法のほか、イノシシやシカなどの生息域の拡大や被害についても説明しました。

近藤さん

「シカはコメをを食べるので、秋田はコメどころなので、シカが増えてコメ被害が出始めたら大変なことになるな、と思っています」

参加者の中には、今年からクマやイノシシ、シカの担当になった職員も多くいます。

会場には、被害を減らし、防ぐための盾や電気柵、クマの標本も展示され、参加者が学びを深めていました。

研修会は、24日は北秋田市で開かれ、来月には農地へのクマの出没を想定した対応の訓練も行われることになっています。

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