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クマ襲撃現場から搬送された男性の遺体に大型動物によるとみられる傷を確認 付着していた黒い毛のDNA鑑定へ

ABS秋田放送 / 2024年5月23日 19時36分

警察官2人がクマに襲われた鹿角市の山林から22日搬送された男性の遺体に、動物のものとみられる黒い毛が付着していたことがわかりました。この先県がDNA鑑定をしてクマのものかどうかなどを調べます。

鹿角市十和田大湯の山林では、タケノコ採りに来た青森県三戸町の佐藤宏さん64歳が15日に行方不明になり、18日には倒れて死亡していた佐藤さんの搬送にあたっていた警察官2人が、相次いでクマに襲われけがをしました。

警察の調べで、搬送された佐藤さんの遺体の頭と顔には大型の動物による、ひっかき傷があり、体全体にかまれたような傷も確認されています。

23日に行われた司法解剖では、死後1週間ほど経っていて、失血死の可能性があることがわかりましたが、死因の特定には至りませんでした。

また遺体には黒い毛が付着していました。動物のものとみられていますが、クマかどうかはわかっていません。このため県は黒い毛のDNA鑑定などを行います。

県内でクマに人が襲われた際に採取された動物の毛のDNA鑑定は、これまで県立大学のバイオテクノロジーセンターを中心に行われてきましたが、県は今回「いつ、どこで、どのように鑑定を行うかはまだ決まっていない」と説明しています。

鑑定では、今回遺体に付いていた黒い毛がクマのものかどうかを調べます。

また、今後現場近くでクマが捕まった場合にDNAが一致するかや、血縁関係があるかの特定にも役立てられることになります。

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