クマ対策 市街地での猟銃使用 伊藤環境相「速やかに対応したい」
ABS秋田放送 / 2024年5月24日 19時3分
相次ぐクマによる人への被害対策として、環境省は、市街地での猟銃の使用を特例的に認める方針案を専門家の検討会に示しています。
伊藤環境大臣は、24日の閣議後の記者会見で「法改正が必要と判断される場合は速やかに対応したい。」と述べました。
環境省によりますと、市街地にクマが出た場合、現在の法律では警察官が命令した場合などを除いて、猟銃を使うことは出来ません。
一方で、市街地で人がクマに襲われるケースが相次いでいるほか、猟銃を使えずに猟友会や自治体の職員が危険にさらされる事例も報告されています。
こうしたクマによる被害対策として、環境省は23日、市街地での猟銃の使用を禁じた鳥獣保護管理法の改正にむけた新たな方針案を、専門家による検討会に示しました。
案では、市街地にクマが出て人に被害が出る恐れがある場合、特例的に猟銃を使えることにするほか、クマが建物に入り込んだケースでは、一定の条件を満たせば、猟銃の使用を可能とすることにしています。
伊藤環境相
「検討会のとりまとめを踏まえ、鳥獣保護管理法の改正が必要と判断される場合には、現在では具体的な時期は明言できませんが、速やかに対応して参りたいとそういう風に考えております」
検討会は、夏ごろに方針をとりまとめることにしてます。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
焦点はクマ対策 34億円あまりの補正予算案の審議始まる 秋田県・6月県議会
ABS秋田放送 / 2024年6月12日 19時19分
-
統合の可能性も…人口減少で組織の維持困難な消防組織 今後の体制は?
ABS秋田放送 / 2024年5月29日 18時58分
-
クマ対策、市街地で銃猟可能に 検討会、法改正へ方針提示
共同通信 / 2024年5月23日 17時56分
-
クマ対策、市街地の銃猟可能に向け法改正へ
共同通信 / 2024年5月23日 16時7分
-
猟友会がクマの駆除辞退 「この報酬ではやってられない」「ハンターを馬鹿にしている」北海道奈井江町
HTB北海道ニュース / 2024年5月21日 19時24分
ランキング
-
1高校生、店員に助け求める 容疑者ら「取り合うな」 旭川17歳殺害
毎日新聞 / 2024年6月17日 12時21分
-
2教員の裁判で傍聴席が満員「動員されているのでは…」尾行、質問状、記者会見。取材を重ねて組織の不祥事を明らかにした2か月半
47NEWS / 2024年6月17日 11時0分
-
3研修医が“誤診”…16歳男子高校生が死亡する医療ミス 十二指腸閉塞で腹痛等訴えるも急性胃腸炎として帰す
東海テレビ / 2024年6月17日 17時29分
-
4工場から“オレンジ色の煙” 有毒ガスの可能性も 「硝酸」と「次亜リン酸ナトリウム」が化学反応を起こしたか 愛知 刈谷市
CBCテレビ / 2024年6月17日 12時25分
-
5【家族に看取られなくても惨めとは限らない】「孤独死」は極上にも悲惨にもなり得る どちらになるかを決めるのは「生き様」と「準備」
NEWSポストセブン / 2024年6月17日 10時59分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)